木造在来工法
■長く安心して住むために... 〜 軸組み工法 〜
現在、建築される木造住宅の6割を占める最も一般的な構造です。
日本古来の木造建築をもとにするもので、日本の風土や環境に合うすばらしい工法です。
■柱や梁を主体構造とする
柱や梁を構造体とする構造上、開口部が取りやすく、風通しが良いことから、高温多湿な日本の風土に最も適した工法といわれております。
■耐震性に優れ火災の心配がない
筋かいを入れた耐力壁の導入、接合金物の使用、鉄筋コンクリートで補強した基礎の採用などで耐震性・耐風性などを高める工夫もなされてきました。
■木を生かす工法
いずれにしても木は居住性を高める数多くの優れた性能があることが解明されており、その木の良さを一番に生かせるのが木造在来工法(軸組み工法)といわれております。
■木の香りには殺菌作用もある
樹木や枝葉は香気を発散し、それに触れると実にすがすがしい気持ちになりますが、この香気の中には、フィトンチッドという殺菌作用を持つ物質が含まれています。そして、木材は、建材となって使われても、この殺菌作用をもっています。 こんな効果があるからこそ、木の香は心を落ち着かせるのかもしれません。